凝り性
昨年はこのCDを50回以上聴きました。
おんなじCDをこんなにじっくり聴いたのは、学生時代以来でした。
きっかけは、盲目のピアニストの辻井さんが話題になったことから。その時ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番、うちにもあったな~~、と、引っ張り出してきたら出てきたのが、ワイセンベルク&カラヤンのラフマニノフピアノ協奏曲第2番でした。そして、辻井さんのCDも話題になっていたこともあり、いろんなピアニストのラフマニノフを聞き比べたいと思い、ラフ2入りのCDを適当に6~7枚購入。そして、その中にはラフマニノフ本人の自作自演版がありました。
これを聴くまで、ラフマニノフのピアノ協奏曲は2番以外全く興味が無かったのですが‥‥。
恐ろしいもので、スルメのような曲というか‥。はじめて聴いた時には、完全に音の劣化している2番よりは音がマシだな位にしか思っていなかったのに、しばらくしてなんとなくもう一度聴いてみたくなり‥、そのうちにもっと新しい録音だったらどんな感じなのか、と、興味を抱くようになり‥。そして、またしてもいろいろなピアニストのCDを聴き比べしたくなり‥またまた5・6枚大人買い‥。
このワイセンベルク&バーンスタインのラフ3はその中の一枚でした‥。
大人買いした中には、世間での評判の高いアルゲリッチやハフのCDもあったのですが、私の中での1番はこのワイセンベルクのラフ3でした。
初めて聴いたときは、ラフマニノフ本人の自演版から入っているせいもあり、出だしのテンポの遅さが微妙に引っかかったのですが、一楽章の中間部からの硬質で美しい濁りのない和音の音色やカデンツァの素晴らしさが秀逸で、なんというか、他のピアニストには無いような「何か」を感じてしまいました。
ただ、このCDをラフ3の名演としてあげておられる方は世間一般的にはあまり多くないようで‥。う~ん、私は個性的な演奏が好きなのかな~?
まあ、ともかく、1枚のCD、50回以上聴けば、十分にもとは取ったのでしょうね。(笑)
最後に、あまり参考にはなりませんが、私の聴いたラフ2の一番のお気に入りは アシュケナージ&ハイティンクのCDでした。


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